どうも、ミラノです。
筆が、止まんねえ!
というのも、3月になったらクソ忙しくなって手をつける暇がなくなるからです。
やれるだけやっておきたいのです。
🥊栗原慶太
・タイプ:B2
・利き足:右
🥊千葉開
・タイプ:B2
・利き足:左
目につくのはやはり千葉の戦略、そして戦術。栗原の尖ったボクシングを悉く逆手に取っている。
栗原の攻撃は非常に強力だが、正面に立つ傾向が強いためある程度軌道を予測できたものと思われる。パリングとヘッドスリップがよく機能していた。
また、肩ではなく股関節で打つ分ガードが低い傾向にあることから、潜り込んだ状態からの左右フックはてきめんに脳を揺らす。
千葉のパンチは利き足が前にあるがゆえに栗原よりコンパクトで、距離が詰まってスペースが足りない栗原をみるみるうちに消耗させていった。
ここまでお見事な攻略をされると、正直再戦も千葉有利かな…と思ってしまう。
ただ栗原も課題と的確に向き合い、左右の動きを改善してくる可能性は大いにある。
なんにせよ、再戦とはいえ非常に楽しみなカードだ。
🥊マーク・マグサヨ
・タイプ:A2
・利き足:右
重戦車フィゲロアにとって最初の本格的なフェザー級ファイターになるであろうマグサヨ。
ピノイらしく豪快。ただ同じA2でトップ戦線を戦う選手たちと比べると、ボディブローを露骨に嫌がるとかディフェンスの歯切れが悪いとか、いろいろ思うところがある人も少なくない気がする。
僕はわりと明確にフィゲロア有利だと思うんだけど、どう?
🥊ティム・チュー
・タイプ:B1
・利き足:右
二世ボクサーは大体似たようなボクシングになる傾向があるけど、それにしてもこんなに似てる親子もいないなと思わされる。
正面に立ちっぱなしな分右ストレートを喰いやすいところまで同じだけどね…。
トニー・ハリソンはイン/アウトどちらも出来る選手だし、右カウンターも上手い。さしずめコスタヤ・チューvsディオスベリス・ウルタドのような激しい試合になるのではなかろうか。
🥊桑原拓
・タイプ:B2
・利き足:左
圧倒的無双をしているナオヤに対して、伸び悩みを強いられている桑原。
もしやあなた、B2利き足左なのでは?
すんごいA2っぽい動きをしてるけど、よくよく見るとBタイプらしく両膝を積極的に動かし、普段の構えでは肘が体幹から離れるシーンが目立つ。
ユーリ戦では終始右ストレートに苦しんだが、上記のマグラモとの試合でも課題は払しょくしきれていないように思う。その原因について…
例えばB2利き足右の場合、右肩-左股関節間で体幹を圧縮させる動作を積極的に行う。これは左ジャブを放つ時、右ストレートを放つ時などに特に顕著に表れる。
これに対して、B2利き足左の体幹圧縮は主に左肩-右股関節で行われる。この影響で普段の構えにおいて右肩が持ち上がりやすく、体が開いてしまうという問題を必然的に抱える。
B2利き足左の代表例であるGGGは、右ストレートがほとんどショートパンチであり、代わりに頭部を大きく動かす右オーバーハンドを多用する。これも右ストレートを放つ際に顎ががら空きになるという問題に対処するため、意図的に右ストレートの大振りを避けているものと思われる。
桑原のコンビネーションは美しい。ただ、現状は抑止以上のものとして機能することがあまりないように感じる。その原因はある種の断続的なボクシングの流れにあり、その流れは右脚が外側に逃げるプレスの弱い構えと、その割に直線的な攻撃が多いというチグハグな状況が生み出している。
厳しい事をいろいろ書いてしまったけど、それだけ気になっちゃう選手だからね。
🥊麻生興一
・タイプ:A1
・利き足:右?
利き足についてはよく分からない。ごめん。
ハイガードでひたすら前に出続ける、少しでも空いてる隙間からパンチを叩き込む。シンプルだけど、A1ファイターとしてはよくできた戦い方だと思う。
近藤選手には左フックからの右打ち下ろしにやられてしまったけど、あれこそがB2の真骨頂であると思う。左右に動いてのコンビネーション。
A1側の対策としては、とにかくガードを下げない事。そして体を押し付け過ぎず、わずかに距離を保ちながらパリング、ヘッドムーブを駆使する事。これぐらいかな…。
🥊堤聖也
・タイプ:B2
・利き足:左
よい選手だと思う。器用だよね。
サウスポーでも戦える変わった選手だけど、それだけ自分の身体の使い方分かってるってことだからね。みんな参考にしよう。
🥊南出仁
・タイプ:B2
・利き足:右
バレロみたいな攻撃力だけど、バレロではない。
利き足が前にあるからもっとサークリングを使ってもいいんじゃないかな…と思ってみたり。
あと左ガードね。
全身運動がよく出来てるだけに、もったいないと感じてる。
あの、自分飯食ってきていいすか?
流石に腹減ってきたんで。
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