どうも、山籠もりと海の家で修行を積み疲弊しきっているミラノです。

今回は中南米の選手を中心に何人かピックアップします。


🥊エデル・ジョフレ
・タイプ:A1
・利き足:右
 「黄金のバンタム」と名高いジョフレは、恐らく南米ボクシングの基礎を作り上げた選手と思う。
 彼のコンビネーションの破壊力は永遠の輝きを放つといっても過言ではない。いまだに通用するボクシングの一つ。


🥊アセリノ・フレイタス
・タイプ:A1
・利き足:右

 長いリーチを活かした左右の強打が最大の持ち味。
 フットワークやディフェンスに関してはまあ、その…なところはあるんだけど、ここまで攻撃に振りきってしっかり結果を残せたのだから、尖っていることも悪くないよね。


🥊ヒルベルト・セラーノ
・タイプ:B2
・利き足:左
 基本的に上体が起きていて、左アッパーカットを多用するこのボクシング、リカルド・ロペスとよく似ている。
 漏斗胸って肺活量が低下するといわれてるけど、だったらアウトボクシングすればいいじゃない。
 その人の持ち味を活かす事が大事なんだね。


🥊レオ・ガメス
・タイプ:A1
・利き足:右
 ガメスはA1だろうね。小さな体格を生かしつつ、異様に伸びる腕を武器に何度も日本人選手の挑戦をはねのけた。
 それにしても、ガメスが台頭する頃には日本のボクシングもずいぶん様変わりした。


🥊ホルヘ・リナレス
・タイプ:B2
・利き足:右
 B1だと思ってた。これB2じゃないかな?
 ベネズエラの良い選手は結構B2多いのかも。
 B2利き足右、圧倒的なハンドスピード、打たれ脆さ…ってそれライアン君やないかい!
 キャラが被るからレイノソは対戦を嫌がったのかな。


🥊ニコリノ・ローチェ
・タイプ:A1
・利き足:左
 キング・オブ・ディフェンスと讃えて然るべき存在。
 でもパンチのキレも結構良いよね。防御が上手いだけの人ではない。
 ダッキングする時の肘の位置に注目しよう。


🥊カルロス・モンソン
・タイプ:B2
・利き足:右
 華麗な見切りディフェンス、長いジャブ、ワンツーを武器に活躍し、今でもミドル級最強候補に挙げられるカルロス・モンソン。
 アルゼンチーナといえばディフェンスだが、その中でもモンソンのそれはスウェーバック主体。ガタイがいいからね。


🥊フェルナンド・マルティネス
・タイプ:A1
・利き足:右

 難攻不落と思われていたアンカハスをあっけなく下したあの人。
 一見B2なんだけど、アルゼンチーナらしくA1タイプのファイター。
 ミドルレンジ以内でドンドン攻めてくる選手だけど、防御もよくできてる。
 特に腰を素早く折りたたむダッキングはA1タイプの特徴をふんだんに活かしていると思う。
 余談だけど、世間一般でイメージされるダッキング動作ってAタイプの方がスムーズにできて、Bタイプになると膝を折って体幹をそのまま落とした方が素早いダッキングになると思う。股関節をピンニングしなきゃいけない分、上半身の動きにやや不自由があるよなぁ。
 アンカハスは迎撃で対抗するべきだったし、それが出来るだけのフットワークに欠けた。


🥊ロベルト・デュラン
・タイプ:B1
・利き足:右
 B1利き足右最強の一角。究極の攻防兼備を実現した選手の一人だと思う。
 ヘッドムーブ、パリング、素早いジャブ、クリンチワーク、左ボディ、ボディのコンビネーション、ワンツー、右アッパー、緩急のついた流れ。
 同じタイプの人、まずはこの人を真似るところからはじめよう。


🥊エウセビオ・ペドロサ
・タイプ:A1
・利き足:右
 パナマといえばこの人も紹介しておきたい。股を拡げながらの深いウィービング、柔らかなスウェーは見てて惚れ惚れする。
 左足に体重を置いてる分どっしりした構えではないのだけど、長身を活かしたジャブでイニシアチブを握り続けるボクシング。サモラに負けた頃とかはまだフットワークが大雑把だったんだけど、世界王座の防衛ロードに入ったころにはプレッシャーを使いこなせるようになった。


修行明けでだいぶ文章が雑な気がします。すみません。
次はどこを特集しようかな…或いは階級でまとめてみる?