boksado備忘録

『boksado』管理者、ミラノの物置です。

2022年12月

こんばんは、ミラノです。

今年も残り数時間となりました。2022年で印象に残った試合を便乗して僕も振り返ろうとしました。


いい試合が多すぎて思い出せません。

しょうがないので、個人的なものにはなるのですが、たわいもない年末のあいさつで締めたいと思います。




今年の僕の誕生日は、僕の人生でも最低なものでした。

ボクシング大国の一つといえるであろうロシアが、はるか遠い国となってしまいました。

それから10か月、僕は人生で一番成長することが出来たと思っています。パリやロンドンを見て回って、進路に悩んで、ボクシング研究は相変わらず続けて…。


闘争とは、何なのでしょう?

いろんな意味を含むことのできる、面白い単語だと思います。

ボクシングは、スポーツの中でも過激な競技の一つです。今年も悲しいニュースがいくつもありました。

争って、争って、その末に命を落とすなんて。

ある人は愚かであるとこき下ろすだろうし、ある人は勇敢だったと感動を噛み締めるでしょう。


戦争とボクシングは違う。でも「闘争」という意味では見事に同じ。

ボクシングと、僕の人生との間に切っても切れない縁が結びついたからこそ、考えずにはいられない。

僕は割り切るのが苦手な人間です。いつまでも悩んでいます。

でも、ボクシングが好きな気持ちは冷めてないです。こんなに観てきても、時々飽きが来ても、やっぱり出戻る。

こんなスポーツに出会えたことが僕の幸せです。

ボクシング最高!戦争反対!


戦う人たちの安全を願い、今年最後の挨拶とさせていただきます。

こんにちは、ミラノです。大晦日ですね。
井岡vsフランコはB2同士の対戦となりますが、今回の記事は御二方の該当しないパラレルタイプについてのお話です。

いや、タイトルでモロバレなんですが、カネロはA2なんじゃないかというお話です。

長い事カネロチームはB1の理想郷ダーと言ってきた僕ですが、いや違うぞと。
これひょっとするとカネロ本人がB1ではないんじゃないかと。

論より証拠です。観ていきましょう。比較対象はB1代表の村田さんです。


murata

村田さんのこの場面では3ポイント揃えた軸がありませんが、恐らくP5(足底)からP1(首付け根背面)にかけての軸を二本成立させ、またP3'(拳)を代用してP1付近に密着させることで姿勢を安定させています。多分。
また、特に左膝はしっかり曲げることで後ろ重心を支える構造となっています。

canelo

これに対しカネロの場合、特にハイガードで前傾姿勢をとる時に左膝を伸ばしてP5からP2(みぞおち背面)にかけての軸を成立させ、姿勢を安定させようとする傾向が強いと感じます。
画像では右足側の軸も成立しているように見えますね。


muratabrant2
muratabrant2-2

A2の軸を想定してみてもやはりP2が軸に乗らないので、村田さんはBタイプがほぼ確定なのですが…
正直パンチの姿勢、特にストレートについてはBタイプが結構複雑な姿勢づくりをしているみたいです。まだまだ研究の余地あり。

canelobivol

カネロの右は結構大きく振りかぶることが多いですが、野球ピッチングみたいな右オーバーハンドも実態としてはA2軸のキープが影響しているようです。ここでもバッチリA2軸が成立。

canelokhan

せっかくなのでカーン様が失神したシーンもどうぞ。
んー、美しい!

muratandam2

やっぱりここでもP3が抜けてるわけですが、P3'が代わりに軸に乗ってるかというとそうでもなさそうだし…P1'(肩)の代用によって成立してるとかかな?
とにかく、まだまだ僕も修行が足りないようです。

結論としては、カネロはB1ではなくA2でした。

ちなみにカネロ、村田ともに利き足右と思われます。二人とも前に出て戦うタイプなので。


はい、というわけで。
大晦日にこのような爆弾を投下することとなりましたのは、まさに僕の犯した過ちを認め、罪を償うためであります。

禊スペシャルでした。
よいお年を。

あ、年納め記事も多分書きます。たわいもない挨拶です。よろしくお願いします。

こんにちは、ミラノです。年の瀬ですね。数字が一つ増えるだけなのに情緒を掻き立てられる不思議さがあります。

タイトルに書いてある通りですが、構える時に利き足が奥足となる場合、インファイトに長けたボクシングが発達するのではないかという話です。




エロール・スペンス・ジュニアは僕の見立てではA2タイプ、利き足は左です。
サウスポーって多くの場合はアウトボクシング主体になると思いますが、スペンスはゴリゴリのインファイターですよね。ジャブの出し方も変わっていて、ほとんど踏み出さずハイガードからにゅっと拳が伸びてきます。

強靭なフィジカルと素早いステップインを活かしたショーン・ポーターのボクシングに対してほとんどの場面で距離を取り続けたクロフォードとは対照的に、スペンスはほぼ真っ向勝負でポーターに競り勝ちました。




インファイトが大好きなサウスポーと言えばロマチェンコも代表的です。
利き足奥の選手は距離を詰めると滅法強いですが、それまでのプロセスに苦慮すると一気に苦しくなる欠点を抱えていることが多いように感じます。
実際、アウトボックスで挑んできたジャメイン・オルティスやテオフィモ・ロペスには手を焼きましたよね。


利き足左のサウスポーはそもそも絶対数が少ないと思われますが、こうしてPFPに名を連ねるような選手にも該当する場合があることを考えると、夢が広がりますね。
利き足左の方、ぜひサウスポー開拓に挑んでみてください。


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