BOKSADO備忘録

管理人(白井ミラノ)によるメモ書き置き場。

2023年02月

こんにちは、ミラノです。

望遠レンズ買いました。200-500mmのクソデカいやつ。
-3mhgtm
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デカすぎてビビってます。しかも重い。
デカくて重い物って、手元に届くだけで後悔しますよね。こんなブツどこに置くんだよって。

でも撮りたいものがあるんだ…筋トレしなきゃ…。


それはさておき、今回の報告です。


🥊西岡利晃
・タイプ:B1
・利き足:左
 B1だB1!彼はB2なんかじゃねえ!
 帝拳三銃士(西岡、山中、三浦)はB2かもって僕が言ってたわけだが、忘れてほしい。
 全体的に左足を残してストレートを放つので、利き足は左かなぁ。


🥊山中慎介
・タイプ:A2
・利き足:右
 B1…ではないかなぁ。左ストレート打つ時は右足底からみぞおち裏にかけて一直線上に見事揃ってることが多いし。
 利き足は右かな。


🥊三浦隆司
・タイプ:B1
・利き足:右

 左ストレートでは膝をしっかり曲げる事が多い。体重が乗ってる証拠。
 利き足は右かなぁ。けっこうつんのめるし、モロにストレートもらうところとかが気になる。
 改めて、帝拳三銃士は体幹のねじれが見られないね。


🥊並木月海
・タイプ:B1
・利き足:左
 B2って言ってたのは無かったことにしてください(動画もなかったことになってたりする)。
 B2だとこんな真っ直ぐ踏み込めない。あと天心と縁があるだけでB1の可能性はある←
 B1の選手って奥足の位置がB2と比べて体幹の真下に近い特徴もあるよね。


🥊入江聖奈
・タイプ:B2
・利き足:左
 見た感じA2っぽいんだけど、やっぱり利き足が前にあるとそれっぽく見えちゃうんだよなぁ。
 でもストレートでは体幹の圧縮、膝の積極的な動作が目立つ。コンパクトな左ボディは歴代女子選手の中でも最高クオリティなんじゃない?


🥊ノニト・ドネア
・タイプ:A2
・利き足:左
 ぱっと見の構えがほんとB2。B2に見えるんだけど、パンチの振りは完全にAタイプ。めっちゃ伸び上がるじゃん。
 メイウェザーみたいに骨盤が前傾してるわけではないから、尚更B2っぽいんだろうなぁ。


🥊セルヒオ・マルティネス
・タイプ:A1
・利き足:右
 右膝が見事にピンニングされた左ストレートがAタイプらしい。
 セルヒオについてはB2じゃね?って言ってた僕だけど、それはボディストレートを打つ時に足底からみぞおち前面にかけて一直線上に揃わない時があったから。
 でも必ずしも一直線上じゃなくていい(ニアピンであればいい)と分かったので、じゃあやっぱりA1じゃんってことに。あと多分B2が彼の構えを真似すると深刻な腰痛を招く。
 一見真似できそうなんだけど、肉体の一部に過度な負担がかかる感じがしたら多分それは違うタイプなのだと思う。


🥊アマンダ・セラーノ
・タイプ:B2
・利き足:右
 重戦車の如くゴリゴリ攻めてくるの、恐怖でしかない。
 でも強烈な踏み込みとかではなく、のしのしと詰めてくるのが特徴的。利き足が前にある弊害でもあると思う。
 その代わり右フックがとてもコンパクト。


🥊ウラジミール・クリチコ
・タイプ:B2
・利き足:右
 クロンクジムはB1強打者製造工場…というわけではなかった。
 右脚をかなり開いた状態で右肩がだらんと下がるのは、肩と股関節で対角に連動している証拠。
 ライアン君と見比べると結構共通点があって面白いよ。


🥊テレンス・クロフォード
タイプ:B2
・利き足:左
 スイッチヒッターとしても歴代最強かもしれないクロフォード。でもオーソドックスよりはサウスポーが好き。
 僕が考える理由としては、利き足が左なので右フックで相手を巻き込みやすい、左ボディフック・左アッパーをコンパクトに打ちやすい、奥足が左足なら長い脚を活かして距離を作ることができる、等々。
 オーソドックスで構えると右足の動きが固くなる印象もある。



あっという間に10人行っちゃうなぁ。記事一つにつき何人まで書いてOKかな?
正直既にboksadoデータベースに700人近く登録されてることを考えると、もっとハイペースでやらなきゃっていう焦りがある。
まあいいや、一回につき10人までを基準に今後も書いていきます。

今月はあと5回ぐらい更新するかもしれない笑

こんにちは、ミラノです。

いろいろあって、boksadoのデータベース更新が大量発生しており、Twitterでの情報発信を一部取りやめております。
特に選手一人ひとりの更新情報について逐一報告するのは非常に手間がかかるのと、皆様のTLを荒らしかねないので、ここは一つブログに定期的に分析経過を報告する形式に切り替えようと思います。
今回は記録している分だけになるので、一部情報が反映できていません。予めご了承ください。

それでは、今月の成果は以下の通りです。


🥊アーロン・プライヤー
・タイプ:A2
・利き足:左?
 とりあえず言えることは、こんな動きB2の僕には出来ねえってこと。
 真面目に解説すると、みぞおちを曲げないダッキングはAタイプの特徴が顕著に表れていると思われる。また、パンチを放つ際に体幹の捻じれがほとんど起きていないように見える。利き足はたぶん左だが、どうだろう。メイウェザー以上につま先重心のために前傾姿勢を取りやすく、またサークリングの円もコンパクトである。

🥊ロブ・ブラント
・タイプ:B2
・利き足:左
 ブラントの場合、ワンツースリーを放つ際などは特に体幹のねじれが顕著である。前傾姿勢の傾向が顕著だが、その分右足が浮きやすい。この試合で終始サークリングを駆使しているのはそのためではないだろうか。

🥊村田諒太
・タイプ:B1
・利き足:右

 どっしりとした構え、ベタ足の広いスタンスは実に力強い印象を与える。
 パンチを打つ時、腕に外回転の初期動作が見られないのが特徴的である。ナックルを返すように打つ、というのはボクシング初心者なら誰もが教わる打法だが、村田さんの場合はそのまま直進するイメージである。これは1タイプの特徴といえる。
 伸び上がるのではなく沈み込むように放つストレート系のパンチはいかにもBタイプらしい。


🥊ギレルモ・リゴンドウ
・タイプ:A2
・利き足:右

 B2利き足左かも!と一瞬思ったけど、ジャブは肩がしっかり固定されている感じで、これは利き足が奥にあるなら厳しいなという印象。そして体幹のねじれもほぼ無い。
 あと、A2は必ずしも足底-膝-みぞおちが一直線上に揃っていなくてもいいらしい。膝裏とみぞおち裏がピンニングされていればそれで充分とのこと。
ソースはこれ。

A2/B2の見分けがつきにくいわけだ、と合点がいった。やっぱりクロスタイプ/パラレルタイプかどうかが焦点になる感じだな。

🥊カネロ・アルバレス
・タイプ:B2
・利き足:右

 B1のスタンダードだと思っていた。そんなことはなかった。
 ダイナミックな左フックは右肩-左股関節間での体幹圧縮が初期動作となっており、そこから体幹が元に戻る力を利用して大きく振り出す。左肩は解放されている状態なので、これは利き足右で確定ではないだろうか。
 それにしても、本当にいろんな攻め手を会得したよなぁ。サウスポーが苦手と言われていたけど、結局サンダースにも完勝。いろいろ言われるけど、彼がパーフェクトに限りなく近いボクシングを手に入れたのは間違いないと思う。

🥊ライアン・ガルシア
・タイプ:B2
・利き足:右

 カネロはB2だった。だったらライアン君もB2である。なぜならレイノソの元で二人とも大化けしたから。ライアン君は今ジョー・グッセンに師事しているが、チームカネロへのライアン君参入は間違いなく強力なシナジーを与えた。
 しなりの効いた左右は、腕の初期動作における外回転、肘を可動ポイントとした鞭のような振り方による。ジャブを当てるのはあまり得意じゃないけど、それが逆にサウスポーに対する強みをもたらしているとすら思う。昔はすごい手こずってたのに、人って変わるもんだなぁ。

🥊ジャーボンテイ・デービス
・タイプ:A2
・利き足:右

 スター選手にはA2が多いという。これは他の人も良く言うのだけれど、A2にはほかの人が真似できない、つまり飛び越えるようなパフォーマンスを見せる人が結構多い。それは僕も概ね同意する。
 デービスの右フックってめちゃくちゃコンパクトで、殴りつける感じがあっていいよね。
 メイウェザーを鏡写しにして、瞬間火力を相手が簡単に失神するレベルまで引き上げた感じ。反転再生すると彼ら二人はよく似ているのが分かると思う。

🥊ブランドン・リー
・タイプ:B1
・利き足:左?

 韓国系アメリカ人のプロスペクト、コアな人なら既に認知しているだろう。
 利き足は断定しづらい(ジャブにおいて左肩は固定されている印象)が、タイプに関してはB1で確定だと思う。
 返しの左フックとか特に顕著なのだけど、背中を起点に拳を振り回しているのがよく伝わる。B2ならもっと引っ張る様に打つ。

🥊大橋秀行
・タイプ:B1
・利き足:右

 大橋さん、一発の鋭さに関しては井上尚弥にも引けを取らないと思う。
 レバーを打つ時の右腕は内回転をしており、また姿勢は若干猫背に見える。

🥊エロール・スペンス・ジュニア
・タイプ:A2
・利き足:左

 B2カモー!
 はい、A2です。分かりにくい。
 多分だけど利き足が奥足で、そのためにサークリングではなく直線でのステップイン/バックを多用する。
 かなり背筋がスラッとしているけど、B2と考えるには体幹が直立していない。

🥊井上尚弥
・タイプ:A2
・利き足:右

 うーん、いつ見ても一見B2なんだよな。でもよく見るとA2。
 B2利き足右の僕が思うに、ナオヤの右アッパーは異様なほど伸びるし、真っ直ぐ踏み込みながらコンビネーションを打つのはハッキリ言って無理。
 相手に向かって真っすぐ、強烈に踏み込んでくる。A2が魅力的に見える理由の一つだなぁ。


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