どうも、ミラノです。
結構長い間、ライアン君はB1だと言い続けてきた僕ですが、最近になってB2ではないかと思うようになりました。
それに関連して、B1とB2を比較して表れる違いの内、結構顕著ではないかと思ったものを紹介します。
左ボディです。
比較対象はライアン君とロベルト・デュランです。どちらも多分利き足は右です。
何が言いたいかというと、両肩の延長線上の前後どちらでインパクトさせているかが異なるのです。
ライアン君の場合は背中側、デュランはお腹側で炸裂しています。
別のシーンも見てみましょう。
やっぱりライアン君は背中側、デュランはお腹側で拳が命中しています。
なぜこのような違いが表れるのか?
あくまでライアン君がB2利き足右、デュランがB1利き足右であることが正しいとしたうえでの推論ですが、次のように考えています。
B2の主動面は胸側です。そしてライアン君の左ボディは次のようなメカニズムで体を動かしています。
・左肩-右股関節間で体幹が背中側へ開いた状態から、元に戻すように収縮させる時のエネルギーを利用する
・腕を胸側の筋肉で引っ張り込むように振る
これに対し、B1の主動面は背中側です。デュランによる左ボディのメカニズムは次の通りです。
・左肩-右股関節間で体幹を収縮させる
・腕を背中側の筋肉で押し込むように振る
また、ライアン君の左ボディがはたくようなスイングになるのに対し、デュランは放り込むような軌道を描きます。B2の腕の初期動作が外回転であるのに対し、B1は内回転であることが関係していると思われます。
どうですかね…結構はっきりとした違いじゃないかと思い、またライアン君がB2たる根拠として有力かと思い、取り上げてみました。
他にも「これだ!」と思ったやつはピックアップしてみようかな。